フィリピンでよく見かけるジプニー(Jeepney)という乗り物をご存じですか?
現地の人の足となる重要な乗り物です。
そんなジプニーも上手に乗りこなすことができれば、とても便利なんです。
今回は2019年最新版のジプニーの乗降方法・料金・ルート・注意点などを紹介していきます。
ジプニーの行先・ルート
ジプニーに乗る際の行先やルートの確認方法を紹介します。
その1 ジプニーの車体に書いてある行き先を見る
ジプニーの車体の横には主な行先が書かれています。
そのルートであれば自由に乗り降りできますが、ルートを頭に入れておく必要があります。
その2 ジプニーの数字を見る
ジプニーの車体の上には「04L」や「17B」など数字とアルファベットが書かれていて、それによって走っているルートが決まっています。
その3 ネットでルートや番号を確認することも
セブ島のジプニーの路線図や番号などが書かれているサイトです。
日本語表記ではありませんがとても分かりやすいです。
最近新しく出た、MY BUSの乗り方も書かれています。
セブ島のジプニーの番号とルート一覧
ジプニーの乗車・降車方法
日本のように決まったバス停などはないので、乗りたいジプニーを見かけたら手を挙げて止めましょう。
1人であれば指1本、2人で乗るのであれば指2本など、乗る人数を指して手を挙げると、運転手が人数的に乗れるか判断して止まってくれます。
基本、乗り降りがしやすい入り口付近に座ることをオススメします。
降りる時はコインなどで手すりや天井をたたいて合図を出すと止まってくれます。
「Lugar lang(ルガーラン)」、日本語で「止まって」)と言うのは中級者。
現地の人は口をとがらせて「チュウチュウ」という音を出してとめてもらう方法もあります。
これが案外難しい。できれば上級者。
ジプニーの料金・支払い方法
以前は7ペソでしたが、値上がりして8ペソ~になりました。
距離によって料金が上がるのですが、よほどの時間かけて乗らない限り8ペソで大丈夫です。
運転手に直接渡すか、遠ければ乗客に渡すとバケツリレー方式で渡してくれます。
渡すタイミングはいつでもOK。
しかし、おつりがある場合は降りる直前ではなく、事前に渡しておくと良いでしょう。
100ペソ札など出した場合、おつりが出るまで返ってこないか、断られます。
料金を渡すとき「Palihug(パリホー)」(お願いします)、「Pliti(プリティ)」(料金)と言えると中級者。
おつりもバケツリレー方式で返ってきます。
(ここでちゃんと返ってくるのは驚き)
ジプニーに乗る際の注意点
一度は体験してみたくなるジプニーですが注意点もたくさん。
・財布を大きく開かない
→大金がはいった財布を堂々と広げないように。小銭とお札の入れ物を分けると便利です。
・貴重品は出さない
→携帯やその他の貴重品はしっかりカバンにしまってください。
・夜は乗らないようにする
→夜間はスリや強盗なども多くなりがちです。極力控えるようにしてください。
カバンはしっかり抱えて持つ
→リュックを背負ったまま乗ったり、足元に置いとくのは危険です。しっかり前で持つようにしてください。
以上、フィリピン・セブ島のジプニーの乗り方から料金の支払い方法まで紹介しました。
使いこなせるようになると、安いし本数も多いのでとても便利です。
※留学している方であれば、語学学校によってジプニーの利用が禁止されていますので乗らないようにしてください。